スクーンカップにはこれといった副作用はありませんが、デメリットがいくつかあります。ここではデメリットを挙げていこうと思います。
・血を見るのが怖い人は使うことが難しい
これは大前提ですが、カップに血を溜めてそれを捨てて再利用するため、どうしても血を見ることになってしまいます。女性は血を見ても恐怖を感じる人が男性に比べて少ないようですが、それでも血に弱い人はいるでしょう。血に弱い人にはおすすめできません。
・男性経験がない又は少ない人は痛みを感じることがある
男性経験がない又は少ない人の中には、着脱が困難であったり着脱の際に痛みを感じたりする人もいます。スクーンカップを手に入れても最初のうちに着脱の際に痛みがあり、それが恐怖になってしまい使用を断念してしまうこともあります。練習・使用していくにつれてスクーンカップの扱いに慣れていくと、痛みもなくスムーズに使用することができるのですが、そこまで上達するのに練習が必要であることもデメリットの一つですね。
・圧迫感を感じる人もいる
スクーンカップは膣内に挿入して開かせて使うものですが、カップが開くことによって違和感や圧迫感を感じてしまう人がいます。大体の場合はカップの位置が正しい位置に挿入されていないことが原因ですので、体を動かしてみたりしてカップの位置を調整してみてくださいね。それでも圧迫感がある場合は、カップのサイズや形が合っていない可能性があります。
・どうしても手間がかかる
基本的にスクーンカップはカップを取り出して洗って挿入して手を洗って・・・の繰り返しなので、どうしても使い捨てナプキンやタンポンに比べると手間がかかってしまいます。手が汚れるのがどうしても嫌な人や、消毒が要らない手軽な使い捨て生理用品の方にメリットを感じている人もいると思います。手間が多少かかってしまうところもスクーンカップのデメリットです。スクーンカップ参考サイト
・災害時に使うことが難しい
スクーンカップを使うためには、手をきれいに洗える環境ときれいな水が使える環境にいることが大切です。どちらもカップを清潔に保つために必要なことですので、水が手に入りにくい災害時には不向きといえます。スクーンカップは医療用シリコンでできているので雑菌が繁殖しにくくなっていますが、どうしても指が膣内に触れてしまいますし、洗浄も必要ですのできれいな水がないと使用がとても難しいです。災害時には使い捨て生理用品の方が断然便利ですので、使い分けが大切ですね!
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