豆乳クリームと生クリームの最大の違いはそのカロリーです。
単純に100gで比較してみても牛乳は70kcal程度あるのに対し、豆乳は55kcal程度です。
牛乳の方が脂肪分が多いため、体内に滞留しやすくコレステロールが溜まりやすいということが挙げられます。
どちらも脂質ですが、動物性の牛乳と植物性の豆乳では体内に溜まるコレステロールの差が動物性のほうが高いと言えます。
摂取量によって差が出てきますから、デザートなどで使いたい場合は豆乳の方がダイエット効果が期待できるということになりますね。
よくダイエット料理やデザートで豆乳を使用した方が良いというのは、このためです。
牛乳の方がデメリットが多いの?
カロリーが牛乳のほうが高いと伝えてきましたが、栄養価で牛乳が上回っているものもあります。
それはカルシウムの量です。
液体状の牛乳はカルシウムのとりやすい食品として有名で1日に必要なカルシウムのをコップ一杯で3分の一程度、手軽に摂取することができます。
仮に豆乳一杯を飲んだとしても1日に必要なカルシウムには到底足りません。カルシウムの量は牛乳の2割ほどしかないためです。
骨を強くしたいという時や筋肉をつけたいというのならば、豆乳より牛乳の方が優れているといえるでしょう。
ちなみに牛乳には100g中120mgのカルシウムが配合されていて、ここまで気軽に摂取できるものは他にないと言えます。
抜け毛抑制には豆乳が有利?
その他の成分で比較していくと、豆乳が圧倒している成分があります。
それはイソフラボンです。
イソフラボンとは女性ホルモンと同じような働きがあって摂取することでエストロゲンと同様に女性ホルモンの活発化を生み出す作用のある成分です。
女性ホルモンが活発になることで更年期障害の緩和、髪の毛の生成、骨粗鬆症のリスクの軽減に役立ちます。
特に男性ホルモンの抑制を図り、抜け毛対策として注目されている成分です。
男性が摂取しても問題はなくで毎日、積極的に摂取することで抜け毛の抑制や薄毛対策に効果が期待されています。
実際にサプリメントやシャンプーにもイソフラボンを配合しているものが多くなっています。
豆乳クリームだけで薄毛が治るわけではありませんが、一つの要素として取り入れておきたい成分です。
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