内臓脂肪予防のために日常生活で気をつけるポイント

内臓脂肪を減らすのにストイックな運動は必要?

今の体重から何キロも減量しなければならないと言われると〝ストイックにダイエットしなければ〟という方向に考えがちですが、そもそも内臓脂肪はつきやすく落ちやすいという性質があるため、そこまでストイックな方法をとらなくても食事のとりかたや代謝UPできる運動を少し増やするだけで簡単に落とすことができます。
ストイックな方法はストレスをためる原因にもなり、ストレス自体が脂肪を貯蓄しやすくする要因にもなりますので、自分にあった方法で〝ストレスなく前向きにとりくめる脂肪燃焼方法〟を選択することが一番のポイントと言えるでしょう。

化学調味料フリーで早食いを阻止!

コンビニ食べる速度が早い、ほとんど噛まずに飲み込んでいる感がある、食べた後にも食べたい欲求が収まらない、という人は味覚が化学調味料に依存している可能性が大。外食チェーン / コンビニの食べ物にはほぼ100%化学調味料が使用されています。(しかもかなりの量で!)
化学調味料は旨みがハッキリしていて、自然由来の旨み成分と比較すると味覚へのインパクトが強く、しかも安価で調理の手間が省けるというメリットがあります。

その一方で、一度口に入れるとその旨みに依存して食べる速度が早くなる、食べるのをやめられなくなるといったディメリットがあります。某製菓の〝やめられない、とまらない〟はが分かりやすい例ですね。(笑)

〝やめられない、とまらない〟の負のループはダイエットの敵。そのループ巻き込まれないためにはまずそのループを発動させないことが大切。正常な味覚をとりもどすには化学調味料を使わない / 使っている食べ物を摂らないようにする方法が最も有効。食べ物の味を繊細に感じることができるようになれば自然と食べる速度もゆっくりになり、早食いや食べすぎを防ぐことができるようになります。

カロリーゼロの甘味料は太らない?

ダイエットしている人の中にはカロリーゼロのジュースをあえて選んでいる、という人も多くいると思いますが、合成甘味料ならば太らないという認識が間違っているということはまだあまり浸透していません。合成甘味料はカロリーこそゼロであるものの、体内でおこるインスリンの分泌作用は砂糖の場合と同様(むしろそれ以上である)ということが分かっています。
インスリンの分泌は脂肪の合成を促進しますから、それによって体脂肪が増えることは必至といえるわけですね。さらにこの合成甘味料は味覚異常やインスリン抵抗性(糖尿病の原因となる症状)を起こすとも言われていますので、ダイエットに最適!として過信するのは危険です。

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