日本人にとって大切な発酵食品。
和食には、味噌や納豆といった大豆を発酵した食品が欠かせません。 このような発酵食品は、昔から「体に良い」と言われていますが、一体どのように私たちの体に作用してくれるのでしょうか。 今日は、発酵食品の効果・効能について見ていきましょう。
発酵食品の効果・効能
発酵食品で第一に注目したいのが「消化酵素」です。
数年前から、日本でも酵素はブームとなり、ダイエット・美容・健康と、酵素を取り入れている方も多いと思います。 酵素は、私たちの体が正常に生命維持を続けていくために欠かせない働きをしてくれていますが、体の中に存在する酵素には限りがあるため、私たちは食品などから必然的に酵素を取り入れているのです。 例えば、40歳を過ぎてから太りやすくなったなどという声をよく耳にしますが、これは消化酵素の働きが酵素不足によりて悪くなっているのかもしれません。 このような酵素不足を解消するためにも、発酵食品はとても重要であり、健康を保つためにも必要な食品です。
発酵食品の種類
発酵食品と一言でいっても、様々な種類がありますよね。
例えば、私たちの生活で身近なものですと ・チーズ ・ヨーグルト ・アルコール類 ・納豆 ・味噌 ・醤油 このようなものが挙げられますが、日々食卓に並んでいる「漬物」も発酵食品です。
発酵食品は旨みや栄養素を向上させる!?
発酵食品というのは、栄養価が高いことで知られています。 その理由は、微生物がタンパク質やでんぷんを分解する過程で起こる現象であり、同時に「旨味成分」も向上させる働きを行います。 そのため、味をまろやかにしたり、通常では消化できないような食材を体内へ速やかに吸収できるように変化させることもできます。
発酵食品は便秘解消?
発酵食品は、便秘を解消するのに効果的だと言われていますが、腸内環境を整える効果が高く、発酵食品に多く含まれている乳酸菌が善玉菌を増やしてくれて、便秘になりにくい環境を作ります。 そのため、便秘薬に頼らないと排便が難しいという方や、日常的に下痢や便秘を繰り返しているという方には、最適な発酵食品を積極的に取り入れること大切です。 腸内環境を整えるために整腸効果を得たいと考えている方は、毎日発酵食品を取り入れるようにしましょう。
味噌汁・納豆ごはん・チーズトースト・ヨーグルトなど、なんでも構わないので、こまめに摂取するというのが大切ですね。
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