スーパーフード「ユーグレナ」とは

ユーグレナ顕微鏡画像

ユーグレナとは微生物のミドリムシのことで、東京大学とのバイオベンチャーで生まれた、数少ない日本生まれのスーパーフード。食品向けに乾燥粉末化したものは、非常に高い栄養価があります。また、バイオ燃料の原料としても注目されています。

ユーグレナの魅力

1.約60種類の栄養を効率よく吸収できる

ユーグレナは、ビタミンやミネラル、必須アミノ酸、食物繊維、必須脂肪酸、etc...といった約60種類の栄養素を含有しています。さらに、栄養の消化吸収率も90%以上と高く、大変優秀なスーパーフード。

2.ダイエットやデトックスに効果的

ユーグレナには、デトックスに役立つクロロフィルやユーグレナ独自の成分「パラミロン」などが含まれています。こういった成分が中性脂肪やコレステロールの排出をサポートしてくれますから、ユーグレナはダイエットやデトックスにもおすすめです。

3.アンチエイジングにつながる抗酸化力

ユーグレナに含まれる栄養素のなかには、抗酸化作用を持つものが含まれていますので、アンチエイジングといった働きも期待されます。

 


ユーグレナの食べ方

ユーグレナクッキーやスムージーなどでも販売されていたりもするユーグレナですが、スタンダードなのは粉末タイプか錠剤タイプです。錠剤であれば摂取目安に沿って毎日継続するのが大切です。

粉末タイプのユーグレナであれば、ケーキなどの生地に練り込んだり青汁やスムージーなどに混ぜたりと、和食・洋食問わず色々な料理に利用できます。お子様のいる場合でも、フライドポテト・ポテトチップスなどのスナックやおかきに軽く振りかけて磯部風(青のり味風)にしたり、市販されているふりかけにユーグレナ粉末を混ぜるなどすれば、家族全員で利用できるかと思います。

ただしユーグレナを料理に使う場合は、加熱すると栄養素の一部が壊れてしまう可能性があるほか、使いすぎると料理が濃い緑色になったり風味が磯臭くなってしまいますので注意して下さい。













ユーグレナの選び方

ユーグレナ(ミドリムシ)を購入するのであれば、やはり本家となるユーグレナ社の石垣島産ユーグレナ(ユーグレナグラシリス)がオススメです。同社のユーグレナは、武田薬品や小林製薬などをはじめ、様々なメーカーのサプリメントや健康食品に利用されていますで、好みにあったものをセレクトして下さい。

なお、ユーグレナ社のユーグレナ(ユーグレナグラシリス)を推奨量以上含有している製品には、その証明として「ユーグレナ・ミドリムシ」のロゴマークが表示されている場合がありますので、選ぶときの基準にされると良いと思います。

 


ユーグレナの豆知識

ユーグレナ=ミドリムシではない!?

和名(日本名)でミドリムシやユーグレナと言うときには、ユーグレナ類ミドリムシ目ミドリムシ科ミドリムシ属の植物(微生物)のことを指しますが、このユーグレナ類には約40属1000種が存在すると言われています。つまり、ミドリムシ(ユーグレナ)の所属するユーグレナ類には、ほかにもたくさんの仲間がいるわけです。

「ユーグレナと言えばミドリムシのこと」という認識が定着していますし、呼び方としてもそれで正しいのですが、ユーグレナを「ユーグレナ類」という意味で使うときには、このようにかなりの種類の微生物が含まれます。

ちなみに、ユーグレナ社が製造しているユーグレナはいわゆる「ミドリムシ」が由来ですのでご安心下さい。

 


 

ユーグレナの仲間「藻系スーパーフード」

・NASAも注目する神秘のスーパーフード「スピルリナ」

・ノーベル賞ドクターも注目したスーパーフード「クロレラ」