どんなに体に良いものでも副作用はあるのではないか。
このように考えることは決して悪いことではありません。
むしろ、健康に良いと言われるもの。肌に良いと言われるもの。
これら全ては、10人いたら、10人全ての人に効果があるわけではないので、何でも「知識を得る」というのは大切なことなのです。
ホホバオイルの副作用とは
ホホバオイルは、基本的に食用ではなく美容用として体の外から塗るなどして使用するものです。
このように利用している分には、副作用は確認されていません。
むしろ、医療用としても利用可能ですので、安全性が確立されているといっても過言ではありません。
ただし、食用には適さないのを、もしも食用として使用した場合には、お腹を壊してしまったり、胃に負担をかけて働きを弱めてしまう場合もあります。
ホホバオイルは、主成分が「ワックスエステル」という成分になりますので、人体に多く混入した場合、吸収や消化ができないのです。
ただし、唇についたオイルを舐めるくらいでは人体に影響はありませんので、あくまで料理などには使用しないということを忘れないようにしてくださいね。
アトピー改善にも効果的だが、間違った使用法は危険!
ホホバオイルの主成分ワックスエステルは、人間の皮脂と同じ構造で出来ています。
そのため、皮脂が極端に不足してしまい、バリア機能が低下しているアトピー性皮膚炎の患者さんの皮脂不足にもホホバオイルは有効です。
ただし、アトピー性皮膚炎の方には症状が強く出ている状態と、症状が収まっているが完治ではない寛解状態があります。
ホホバオイルの使用が可能なのは、寛解している状態。
つまり、症状が悪化していない時です。
実際の例として、アトピー患者の治療にステロイドを中断してホホバオイルのみで改善を図ろうとしたら、かえって症状が悪化してしまったという事もあります。
このように、ホホバオイルに限らず、間違った使用方法は副作用を自ら引き起こす場合があります。
使用方法をきちんと守り、正しい使い方をするのが、副作用を出さない一番の改善策であることを、是非忘れないで下さいね。
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