紫外線の恐ろしさ

紫外線

【紫外線の一番の恐怖】

紫外線の恐怖紫外線が体に悪い影響を及ぼすということが知られて久しくなりました。
世の中には紫外線対策グッズなども沢山出回っていますが、具体的には一体どんな影響を及ぼすのでしょうか?

紫外線の影響で一番怖いのはやはり「肌が恐ろしいほど老化する」ということではないでしょうか・・・。
年をとるにつれて、どうしてもシミやシワ、そばかるやたるみというものは出てきます。
でもこれ、老化よりも「紫外線」が原因だったりするんです!

例えば、トラックの運転手さんを長年やっていたと言う男性。
右ハンドルでいつも右側から太陽の光を浴び続け、左は全く日に当たらない生活をしています。
すると、日が当たっていた顔の右半分・右腕と日が当たらなかった顔の左半分・左腕が「別人か!?」というくらい変わってくるという現象が起こるそうです。
(実際にネットでもそういう写真はよく出回っています。)

シミやそばかすが増え、濃くなり、シワも増え、肌のハリは失われたるみ、肌が荒れていく。
これを聞くだけでも結構な恐怖ではないでしょうか・・・。

【皮膚がんの恐れ】

紫外線を大量に浴びることにより、皮膚がんの発症率が上がるのも有名な話ですね。
実際、紫外線量の多い国は少ない国に比べて皮膚がんの発生率が上がっています。
紫外線対策をすることが、皮膚がんを防ぐキーポイントとなってくるのです。

ちなみに、紫外線には「UVA」「UVB」「UVC」の3種類があるのですが、皮膚がんの原因となるのが「UVB」と「UVC」です。
しかし、UVCはオゾン層を通過することができず地表に届いていないとされていますので、このUVBをどれだけ遮断できるかが紫外線対策では重要となってきます。

【白内障の恐れ】

日傘UVBは皮膚がんだけでなく、失明にもつながる恐れのある白内障を引き起こす原因ともなります。
白内障患者の約20%は紫外線が原因とされていて、やはり紫外線量の多い国は白内障発症率も上がることがわかっています。

なのでオーストラリアの人は日本に比べてサングラスをしている率が高いんですね。
もともと目の色素が薄くて紫外線に弱いということもありますが。

 

 

【免疫力低下】

さらにこのUVB、身体の免疫力を下げて感染症にかかりやすくなってしまうことも判明しています。
ヘルペスがよくできる人の中で、太陽の光を沢山浴びるとヘルペスがよくできると感じた経験のある人は結構いるのではないでしょうか?
それは当たっていて、紫外線を浴びることによって身体の免疫力が下がり、ヘルペスが出やすくなってしまうんです。

また、紫外線は体内に活性酸素を発生させ疲れを感じやすくなるので、強い日差しに当たった後身体がだるくなるのもこの紫外線が原因なんです。

【全てが悪いわけではないけれども・・・】

もちろん、紫外線が全て悪いわけではありません。
紫外線は骨を強くするために必要なビタミンDを生成する作用がありますし(過度な紫外線対策のせいで子供にくる病が発症してしまったのも社会現象となっています。)、殺菌効果などもあります。
草木も紫外線がないと育ちませんし、私達が生きていくうえで紫外線は必要不可欠です。
しかし、必要以上の紫外線を浴びるのは体にとって有害な事も多いですので、紫外線の多い時期の外出時は必ずUVケアをするように心がけましょう!

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