日常生活の中で口にする身近な食品成分の効果や働きについての研究が進むにつれて、商品種類が増える傾向にあります。
ココアもそのひとつですね。
ココアの持つ優れた栄養や、ポリフェノールといった優秀な成分が知られると、特質を壊さずにより手軽に摂取できる商品が発売されるようになりました。
子どもの頃にスーパーの棚でみたときよりも、ずっとバリエーションも豊富です。
ピュアココアは幼い日の記憶
ココアの成分ほぼそのままの商品がピュアココア。
添加物を加えない、日本では純ココアなどという商品名で販売されています。
そのままであればカロリーも低く、栄養価も保持されているのですが、お湯でもなかなか溶けにくく、ココアだけではかなり飲みにくいものです。
そのため、砂糖を加え熱湯でねり溶かしたあと、ミルクを加えるというひと手間がかかります。子供の頃にお母さんが作ってくれるのを楽しみにながめていた、という人も多いのではないでしょうか。
ダイエット中にココアを利用したい、あるいは妊婦さんなどがカロリーを抑えたい場合は、ピュアココアを選択し、低脂肪乳やスキムミルクを加えると高い栄養価をそのままに美味しく飲むことができます。
お料理やお菓子作りに加えるにも、常備しておくと良いですよね。
売れ筋はやはり老舗のバンホーテン純ココア。
その他にもお店では、チョコレートでおなじみの明治や森永の商品も良くみかけます。
最近はネット通販での海外品取扱いも多く、アマゾンではドロステ、スイスミス、トラス、リンチィなどの珍しい商品も多数見つかります。
進化系調整ココア
ピュアココアに砂糖や乳製品を加えたものは、調整ココアに分類されます。
カカオ分が全重量の0.5 パーセント以上のものはチョコレートドリンク、チョコレート飲料、ココア飲料などと表示が可能です。
お馴染みのミルクココアはバンホーテン、森永、明治などの各社から発売されており、ピュアココアと比較して溶けやすいので手軽に飲むことができます。
森永からはカカオ分70%の調整ココアや、冷たい牛乳でも溶ける商品が販売されています。
その他カロリーを抑えたもの、まろやかな風味に調整した商品など多彩です。
いかにも日本らしいのは、より健康を意識した黒豆、緑茶を添加したもの、珍しいところではしょうが入りのものまで発売されています。
コーヒーでお馴染みのネッスルからは、コクを売りにしている黒ココアや、カフェモカ、ホワイトチョコレートを意識した白ココア、白抹茶などもあります。
無印良品からもココア飲料が発売されていますが、キャラメルココアなどかなり凝った商品が開発されており、ココア味に対する人気のほどがうかがわれます。
バリエーションの豊富さは、当然ながら女性のチョコレート好きに由来するのでしょう。
飲料であれば、満腹感もあり手軽にチョイスできます。
美味しく楽しく味わいながら、ストレスの軽減や抵抗力の強化といった嬉しい効果も期待できます。
あなたもお店で好きなフレーバーを探して、健康美のためのアイテムに加えてみてくださいね。
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