スーパーフード「ゴールデンベリー/インカベリー」とは

ゴールデンベリー/インカベリー

ゴールデンベリーは「西洋ほおづき」の実の部分のこと。別名インカベリーとも呼ばれる、健康効果や美容効果の高いスーパーフードです。なお、ゴールデンベリーの原産地は南米ですので、日本で観賞用に栽培されている東南アジア原産のほおづきとは少し種類が異なります。

 


ゴールデンベリー/インカベリーの魅力

血液に欠かせないスーパーフード

ゴールデンベリー(インカベリー)には、血液をサラサラにするビタミンEや、血液の材料になる鉄分、動脈硬化を防ぐビタミンA、血中脂肪を抑えるイノシトール(ビタミンBの一種)など、血液をサポートする成分がしっかりと含まれています。まさに、文字通りの「血が騒ぐ」スーパーフード。脂っこい食事が多い方や貧血気味の方にオススメです。

脱・肥満にはゴールデンベリー

ゴールデンベリーの特徴成分ともいえるイノシトール(ビタミンBの一種)は、血中の脂肪の流れを改善してくれますので、体脂肪の蓄積を抑えることができます。またイノシトールには、髪質を整える効果や強迫性障害の緩和、神経細胞の正常化といった作用も期待されています。

健康効果が満載

ゴールデンベリーには、各種ビタミンやミネラル、アミノ酸、食物繊維、植物性プロテイン(タンパク質)など、さまざまな栄養が含まれています。そのため、ガンや動脈硬化の予防、デトックス、アンチエイジング、肌の改善など、マルチな機能性が期待できるスーパーフードです。













ゴールデンベリー/インカベリーの食べ方

市販されているものはドライフルーツタイプがほとんどですが、自家栽培などをすれば生の状態でも食べることができます。ベリーと言われるくらいですから甘みはありますが、どちらかといえば柑橘系のような甘酸っぱさが特徴です。

食べ方ですが、ドライタイプでも生でも、グラノーラやヨーグルトなどに混ぜたり、ベイクドケーキの具材にする、お酒に浸けて果実酒にするといった利用が可能です。もちろん、そのまま食べることもできます。

ゴールデンベリーは、なるべく低温または非加熱で利用される方が栄養素を損なうことがありません。また、血液をサラサラにしてくれるビタミンEは油に溶けやすいので、オリーブオイルなどの油と一緒に摂取するのも効果的です。

オススメレシピは、ラム酒などに浸けこんだゴールデンベリーを軽く刻み、40℃前後で溶かしたバターと混ぜて固めた「ゴールデンベリーバター」です。バターと混ぜることでビタミンEが溶けやすくなりますので血液サラサラ効果がUPしますし、レーズンバター感覚でお父さんのウイスキーのおつまみに、お子様のおやつに、朝食のトーストに塗って・・・と色々使えて便利ですよ。バターの代わりにココナッツオイルを使えば、スーパーフードのW利用もできちゃいますので、ぜひ試してみて下さい。

 


ゴールデンベリー/インカベリーの選び方

ゴールデンベリーの苗は、園芸ショップなどで「食用ほおづき」として売られていますので、ガーデニングがお好きな方などは自家栽培してみて下さい。貴重な生ゴールデンベリーが採れますし、自分で育てたゴールデンベリーは一味違いますよ。もちろん、自分で育てれば品質面での不安も減ります。

市販されているものになると、ペルーやコロンビアなどの南米産のドライフルーツタイプがほとんどになります。この場合、手摘みで丁寧に収穫され、天日干しなどで低温乾燥させたものの方が、栄養素が生に近い状態で残されています。また、欧米向けに栽培されたオーガニックのゴールデンベリーの方が、品質面では信頼できるものが多いです。

なお、ゴールデンベリーは、イタリアやフランスなどのヨーロッパでも盛んに栽培されていますが、価格が高く日本での流通はさほどありません。

 


ゴールデンベリー/インカベリーの豆知識

ゴールデンベリーを食べるときは、どのくらいが適量?

ドライフルーツタイプのゴールデンベリーは、白米の2倍ほどのカロリーがありますので、食べるすぎるとカロリーオーバーになってしまいます。また、ビタミンAなども過剰摂取は良くありませんので、ゴールデンベリーは、1日あたり大さじ1杯~20粒ほどを目安にするようにしましょう。

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