スーパーフード「ショウガ」とは

ショウガ

食材や漢方薬として日本でもおなじみのショウガは、実はスーパーフードのひとつ。辛み成分でもあるポリフェノールの一種「ジンゲロール」と「ショウガオール」が豊富に含まれており、代謝を促進したり体温を上昇させるといった働きがあります。

ショウガの魅力

1.体温調節に役立つ

ショウガは、生の状態と加熱した状態で使い分けができるスーパーフード。生ショウガに多く含まれるジンゲロールには発汗作用があり、解熱や排毒を促す働きがあります。また、ショウガを加熱するとジンゲロールがショウガオールという成分に変化します。このショウガオールには、胃の働きを助けることで体内部の血行を良くし、冷えを改善する効果があります。

2.抗酸化力が高い

ショウガのORAC値は、ブルーベリーやピーナッツの2倍以上と高い数値を誇り、老化防止に役立つスーパーフードと考えられています。(ORAC値:活性酸素吸収能力の指標)













ショウガの食べ方

定番のショウガ焼きや生姜湯など、たくさんの使い道がありますが、生の状態と加熱した状態で効果が変化するので、目的に合わせた調理が必要です。基本は、暑いときが生、寒いときが加熱、です。

 


ショウガの選び方

生ショウガの場合、品種によって差がありますが、一般的には小ショウガ(小ぶりなショウガ)の方が辛みや香りが強いため、ショウガの成分も多く含まれていると考えられます。また、粉末タイプのショウガは最初から加熱処理されているものがほとんどのため、寒い時期にはこちらの方が重宝します。どちらの場合も、安全面を考えるとなるべく国産のものを使用しているほうがおすすめです。またごく一部ですが、スーパーフードとして販売されているショウガ粉末もあります。

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