アルカリイオン水が非常に人気を博している一方で、水素水というものも負けてはいません。ここではアルカリイオン水と水素水の違いなどについてご紹介していきます。
アルカリイオン水と水素水
アルカリイオン水は、アルカリイオン整水器によって作られた、弱アルカリ性を示す水のことをいいます。これを生成するには、もともとの水道水を電気分解する必要が出てきます。一方で、水素水というのは、濃度の高い水素を水に溶け込ませたものを呼んでおり、電気分解をせずに生成されているものです。
アルカリイオン水は主に医療的効能がある
アルカリイオン水の特徴としては、胃腸の調子を整えたり、体内を殺菌したりといった医療的に確立された効能を持っていることでも有名でしょう。
基本的に人間の身体は中性~弱アルカリ性で出来ており、身体の調子が悪くなる、代謝が滞ると酸性に傾く性質があります。この為、アルカリイオン水を摂取することで、こうした代謝関連の不調を押さえ、バランスをとれるようになることが影響しているのでしょう。
水素水も活性酸素を抑える働きがある
一方の水素水も活性酸素を抑える働きがあることが分かっています。
もともと、人間の身体は代謝によって活性酸素を作り出しており、本来大部分は自分の免疫で処理される一方で、残った活性酸素は組織や細胞を傷つけてしまうことが分かっています。この為、酸化した活性酸素を還元する水素を多く含んだ水を摂取することで、少しでもこの活性酸素を抑えることが出来るというのが水素水の特徴です。
活性酸素は馬鹿にできないもので、近年の研究では、老化の主要原因として捉えられており、がんの発生にも関わってくることから、活性酸素を除去できる可能性のある水素水はかなり健康に良い影響をもたらしてくれそうです。
最終的には良く分かっていない
どちらも効能がありそうですが、まだまだ分かっていない部分も多く、具体的にどちらを優先して飲むと良いかは結論が出せない状態です。
しかし、それぞれに良い部分があることは分かっているため、自分のニーズにある方法、また実際に飲んでみて体質に合うほうを選択するというのが大切です。
まとめ
アルカリイオン水だけでなく、水素水も同様に健康に良いことがご理解いただけたでしょうか。まだまだ謎の多い水ですが、決して身体に悪いものではないため、まずは飲んで試してみるのが最も早いのかもしれませんね。是非参考にしてみてください。
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