身体に良い効果のあるアルカリイオン水は、是非とも積極的に摂取したいところです。ここでは、そんなアルカリイオン水の飲み方についてご紹介していきます。
食事と一緒に飲むのを避ける
これは意外かもしれませんが、大切なこととして、食事と一緒に摂取するのを控えるということです。もともと、アルカリイオン水は弱アルカリ性を保っています。
しかし、こと身体の中を考えると、胃酸は酸性を保っていることはご存知でしょう。アルカリイオン水を飲むと、胃に入ったときに胃酸を中和する働きがあるため、胃酸が結果として弱まってしまうのです。
これは、胃酸過多の人にはかなり良い効果といえますが、一方で食事をするときなどは胃酸が薄まってしまうと消化不良を起こしてしまうこともあり、身体を壊してしまう危険性があるのです。
また、胃酸は口から摂取したものに何らかの病原体が含まれていた場合でも、強力な酸で殺すなど殺菌効果も持っています。食事が新鮮なものでなかったり、当たりやすいものであった場合、アルカリイオン水を飲んでいることで、普段よりも感染しやすくなってしまうことを頭に留めておく必要があります。このため、食前と食後に大量のアルカリイオン水を摂取することは避けたほうが良いということが分かるでしょう。
一日2L飲む
人間は一日に約2Lの水を経口摂取すると言われています。これ以上飲むと水中毒になる危険性がありますし、これ以下であると脱水の危険があります。アルカリイオン水の効能を最大限に引き出すためには、出来るだけこの2Lの内少しでも多くをアルカリイオン水で満たしてあげることが最も効果的であるといえるでしょう。
かといって、一度にいきなり1L飲んだりしても、吸収が良いとはいえません。食事の時間とその前後を除いて、細目にコップ1杯ずつ無理なく摂取していきましょう。こうすることで、飲んだ分を無駄にせず、効率よく栄養に変えていくことが出来るといえます。
また、お茶やコーヒーといった飲料を出来るだけ控えることも大切です。アルカリイオン水で量を稼ぎたいということもありますが、これらにはカフェインが含まれており、利尿作用があるためです。栄養を効果的に摂取する前に水分を出してしまい、栄養や体液バランスを崩してしまうことは非常に良いこととはいえません。
まとめ
飲み方も一工夫するだけで、無理なく身体に負担をかけずにアルカリイオン水を堪能できることがお分かりいただけたでしょうか。是非、毎日飲む水をアルカリイオン水に変えて、効果的に振舞っていきましょう。
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