日焼けをすると、紫外線の影響でしみやしわなどの老化が加速するということは多くの女性が知っていることと思います。
日焼け対策に日焼け止めクリームなどをこまめに塗ったり、UV対策用日傘を使ったりという外側からの対策はしている人も多いと思いますが「内側からのケア」はしっかりできていますか?
今回はそんな日焼けを内側から予防する、日焼け止め効果のある食品を紹介したいと思います。
■まずはビタミンC!
紫外線予防に一番いいのはやはりビタミンCです。
ビタミンCには、しみやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑える効果があります。
さらに、肌の潤いやハリの元となるコラーゲンなどの生成を促す働きもあるので、肌のケアにビタミンCは欠かせません。
■ビタミンE
意外と知られていないのが、紫外線にはビタミンEもいいということ。
ビタミンEは抗酸化作用を持っており、肌の老化の大敵である酸化を食い止めてくれる効果があるのです。
(酸化とは、空気が触れて物が腐ったり鉄がサビたりする現象のこと。実は肌でもそれが起こっているんですよ!しみやシワは酸化の産物なのです。)
■ビタミンA
ビタミンAにも抗酸化作用がある他、コラーゲンの生成を促進する働きもあります。
ちなみに女性は生理中に普段より日焼けをしやすくなる傾向にありますが、これは生理によりビタミンAの減少が原因とされています。
■全てをそろえる食べ物は?
ビタミンCだけでなく、ビタミンAやビタミンEも全てを兼ね揃えている日焼け対策になる食べ物。
それは「トマト」です!
トマトの中くらいサイズを1つ食べれば、1日の必要なビタミンA,C,Eの半分以上を摂取できるとされています。
しかも、トマトに含まれるリコピンにはアンチエイジングの効果が高いことがわかり注目されていて、基礎化粧品などでも使われるようになりました。
ちなみにビタミンCは熱に弱いので、日焼け対策としてトマトを食べるのであれば火を通さず生で食べるようにしましょう。
オリーブオイルなどをかけて食べると、ビタミンEは油と一緒に摂取することで効果が高まるので効果倍増に。
あとはイチゴもビタミンA,C,Eをバランスよく含んでいるので、イチゴの季節はお出かけ前、お出かけ後にもイチゴを食べたいところです。
■日焼けしやすくなる食べ物
なんと、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類は日焼けをしやすくなってしまう食べ物なのです!
ビタミンCが多そうなのになんで~!?という感じですよね。
実は、柑橘類に含まれる「ソラレン」という物質が原因なのです。
ソラレンは「光毒性物質」と呼ばれる成分で、日光を浴びると紫外線に過剰に反応してしまい肌にダメージを与えてしまうのです・・・。
しかも、ソラレンを含む食べ物はビタミンCを多く含んでいることが多いので、日焼け対策で食べているつもりが逆に日焼けを促しているかもしれないんです~!
【ソラレンの多い食べ物】
・レモン、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類
・きゅうり
・パセリ、セロリ、しそ、三つ葉などの香味野菜
・いちじく、キウイ
ソラレンの多いものを食べではいけないというわけではありません。
ソラレンを含む食べ物はビタミンCを多く含むものも多く美肌には欠かせませんので、外出前ではなく夜などに食べるようにして工夫しましょう!
■外出前に食べるものと食べちゃダメなものを把握しよう
日傘や日焼け止めクリームなどのいつもの日焼け対策に、食べ物での日焼け対策をプラスして色白美肌を守りましょう!
ぜひぜひ参考にしていただければと思います。
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