モリンガは地球を救う?

モリンガ

スーパーフード モリンガの10のメリット

新たなスーパーフードとして登場したモリンガとはどんな食べ物でしょうか?

モリンガは元々インドやパキスタン、ネパールなどに自生する樹木で、その栄養価は高く、抗炎症作用、抗酸化作用、体の組織を保護する効果があるなど、他にも言い尽くせないほどのたくさんの効果があります。

モリンガの木

画像参照:http://mgafrica.com/


モリンガは学名をワサビノキといい、西洋ワサビ、ナンバンサイカチとも呼ばれています。東洋では昔からモリンガを、糖尿病や心疾患、貧血、肝疾患、呼吸器疾患、皮膚や消化器系の疾患の予防として使用してきました。アフリカでは「緑のミルク」とよばれ、赤ちゃんの離乳食にも使われているようです。
また、土や水・空気を浄化する作用もあり、浄化設備を建設する費用が節約できるなど、あまりにも万能のため、「奇跡の木」、「命の木」や「清める木」などの異名も地域によってつけられているようですね。

モリンガの樹木の成長は年間10cm以上と早く、ゆえに環境問題や飢餓問題の大きな解決策の一つとして世界が注目し、2007年には国連世界食糧計画(WFP)に採用され、各国でモリンガの栽培が推奨されはじめています。

そんな波に乗り、日本でも沖縄や九州などの温かい地域で栽培されています。
今や多くの日本メーカーがモリンガ商品を製造販売していますので、入手はとても簡単ですよ。
葉の粉末そのものや、サプリメント、お茶が主流として商品化されていますが、実はモリンガは葉だけではなく、根、樹皮、花、種子、果実、そして種子の鞘までも全て食べることができるのだそうです。

多くの疾患に対する治療薬として、モリンガの様々な使用法が各国各地域代々に伝わっているのですが、このサイトでは、科学的エビデンスのある効果を紹介していきます!

1.驚くほど栄養価が高いモリンガ

モリンガ栄養成分表

参考:http://kiseki-moringa.com/


ビタミン、ミネラル、アミノ酸が豊富に含まれています。
特にビタミンA・C・E、カルシウム、カリウム、タンパク質の含有量は驚異的です。

2.フリーラジカルを撃退する

モリンガの葉や花そして種には、抗酸化作用のあるフラボノイド、ポリフェノール、アスコルビン酸が豊富に含まれています。これら成分は体内の細胞がフリーラジカルから受けるダメージを防ぎ、さらにその機能をベストな状態に維持します。

3.炎症を抑える

糖尿病や呼吸器系のトラブル、心臓血管の病気、関節炎、肥満は炎症によって慢性化されます。モリンガの特に葉には、炎症性酵素やタンパク質による炎症を抑制する作用があります。

4.糖尿病の症状を抑える

モリンガの葉には、糖尿病患者の脂質やブドウ糖のレベル、および酸化ストレスを下げる働きがあります。それにより血糖値やコレステロール値を下げ、細胞をダメージから保護する力を向上させます。

5.心臓や血管を健康な状態に保つ

モリンガの葉は、血糖値をコントロールし動脈硬化を防ぐ効果が非常に高くコレステロール値を下げてくれます。

6.脳を健康な状態に保つ

モリンガは、その高い抗酸化力と神経細胞の活動を促進する働きにより、脳の認知機能を向上させます。現在アルツハイマー病の治療薬としての研究段階ですが、大変良好なデータを記録しており、実用化もそう遠くないところに来ています。

7.肝臓を守る

モリンガの花モリンガの葉と花にはポリフェノールが高濃度に含まれています。
肝臓は血液中の毒素をろ過する役を担っていますが、その毒素を排除する必要があります。

モリンガのポリフェノールにより、その毒素の排除や酸化ダメージから肝臓を守ってくれるのです。
肝臓がダメージを受けると線維症を発症しますが、ダメージも線維症も、そして酸化も抑えることができます。

肝臓は他にも、胆汁を作ったり、果糖を代謝したり、脂肪の代謝、栄養素の加工、これらはすべて肝臓が生成する酵素によって働くことができます。その名の通り”肝心” “要”の臓器であるため、常に正常であるとこが大切なのです。肝臓の機能が低下するということは血液のろ過が損なわれるということです。

8.抗菌効果がある

感染症になった場合には、モリンガの抗真菌性、抗菌性が役に立ちます。
特に皮膚上にある細菌株に対してや、血液・尿路における感染症、消化器系のトラブルに有効です。

9.傷の治りを早くする

モリンガの葉、根そして種には血液を凝固する時間を短縮する特徴があるため、傷からの出血が早く治めることができます。

10.大量に服用するとお腹がゆるくなる

モリンガスムージー
モリンガの粉末はスムージーなどのドリンクに加えたり、お茶として飲んでください。推奨の容量よりも多く摂ったとしてもヒトに対しては特に大きな問題がないことが確認されていますが、大量に服用するとお腹を壊す恐れがあります。1日小さじ1/2~1杯が適当です。

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