「コンブチャ」に入れる砂糖はどうして「白砂糖」が良いの?
「コンブチャ」、別名紅茶キノコはアメリカやロシアでは良く飲まれている発酵した飲み物で、日本でも昭和50年頃に流行して飲まれていたとされています。
現代人にはあまり馴染みが無いかもしれませんが、健康や美容に良い効果がある事からネットでもたびたび話題になっています。コンブチャの菌や砂糖、紅茶など必要な物が揃っていれば自宅で手作りすることが可能。発酵飲料や変わった紅茶が好きという方はぜひ一度飲んでみてくださいね。
コンブチャに入れる砂糖は「白砂糖」が良いとされています。白砂糖と聞くと、黒砂糖やてんさい糖よりも体に悪いイメージがありますが、なぜ白砂糖が良いのか?
その理由を見てみましょう。
コンブチャに入れる砂糖は「白砂糖」が良い理由
砂糖には様々な種類がありますが、「白砂糖」が一番コンブチャの株との相性が良く、消化・発酵もスムーズで成功しやすいとされています。ミネラルが少なく、血糖値の上昇低下の激しい(体内での消化吸収、消費が早い)白砂糖は確かに健康には良くないかもしれませんが、この特徴がコンブチャの発酵を妨げないので、腐ることなく上手に作ることができるのです。始めてコンブチャを作るという方は「白砂糖」を使ってみると良いですよ!
白砂糖は体に悪いから嫌、という方は「てんさい糖」や「きび砂糖」でもOK。白砂糖よりも消化・発酵スピードは遅くなってしまいますが、栄養バランスが良く、体に優しい砂糖なので誰でも安心して飲むことができます。白砂糖で作ったバーションとてんさい糖(きび砂糖)で作ったバージョンで飲み比べてみるのも良いですよ。
白砂糖の情報をまとめてみました。
白砂糖
コンブチャ作りに最もオススメな砂糖。上白糖などとも呼ばれ、どの家庭でもよく使用されます。しっとりとしており、結晶が細かいのが特徴。普段の料理からお菓子、飲み物と様々なメニューと相性が良いとされています。体内での消化吸収、そして消化が早いので血糖値の上昇低下が激しいとされています。摂取のし過ぎには十分に注意しましょう。
不純物を取り除いているので、他の砂糖よりもミネラル分が少ないです。白砂糖よりも結晶が大きいとされているのが「グラニュー糖」や「白ざら糖」。
海外のハリウッドセレブもジュースや水代わりに飲んでいると言われる「コンブチャ」。作るのはちょっと大変ですが、手間がかかる分、愛着も湧くのでクセになってしまう方もいます。最初は相性の良い白砂糖と組み合わせて作ってみましょう。
コンブチャの作り方を見てみるとどのサイトもよく「白砂糖(上白糖)」が良いと書かれていますよね。コンブチャの株との相性が良く、発酵がスムーズに進むため初心者から上級者まで幅広く活用できるからなのですが、もちろん他の砂糖でも作る事ができます。白砂糖はマイナスなイメージも強いので、できれば他の砂糖を使いたい!
という方も参考にしてみてください。
今回ご紹介する砂糖は「てんさい糖」。せっかく美容と健康に良いコンブチャを手作りするのですから、砂糖も体に優しいものを使いたいですよね。コンブチャとの相性も気になるところです。
てんさい糖でコンブチャは作れるの?
紅茶のカフェインと砂糖の糖分がコンブチャを育てるエサとなるので、風味や発酵しやすさは多少異なりますが、てんさい糖でも美味しいコンブチャは作れます。実際にてんさい糖で作った方のブログやサイトなどもあるので覗いてみると良いですよ。優しい味わいになるみたいですね。てんさい糖は体に良いと言われていますが、その理由をよく知らない方もいると思いますので次はてんさい糖の特徴を見てみましょう。
体に良いと言われている「てんさい糖」特徴まとめ
てんさい糖とは、その名の通り「砂糖大根=てんさい」を原料とした砂糖の事を言います。白砂糖やグラニュー糖よりも上品な甘さがあり、深いコクが出るので煮物などの料理によく使用されます。精製されていない分、ミネラルが豊富に含まれており、体にも優しく作用するのが特徴。消化されずに腸まで届くので、腸内環境を整える働きがあると言われています。薄い茶色のような色をしており、白砂糖とすぐに見分けがつきます。市販でも通販でも簡単に購入することが可能。体に良いコンブチャ×同じく体に良いてんさい糖で添加物などが気になる方でも気軽に作ることができます。
ミネラルたっぷりで体に良い「てんさい糖」ですが、豊富なミネラル分がコンブチャの発酵スピードを遅くしてしまうので、白砂糖よりも発酵が遅いかもしれないという事を頭に入れて
おきましょう。澱も出やすいと言われているので注意。黒砂糖やきび砂糖、ココナッツシュガーなども同じです。
いかがでしたでしょうか?今まで、白砂糖でしかコンブチャを作れないのかと諦めていた方も、体に良いてんさい糖で作れるならチャレンジしてみたくなりますよね!出来は発酵がカギを
握っているので使うてんさい糖の量には注意してください。
この記事へのコメントはありません。