キャンドルブッシュとセンナ茶との違い

キャンドルブッシュとセンナ茶の違い

キャンドルブッシュとセンナ茶は共通点が多い

キャンドルブッシュとセンナ茶は、どちらもマメ科の植物からできたお茶で、見た目や産地などの共通点が多いことから混同されがちです。
しかし、まったく違うものだということをご存知でしょうか?それぞれの特徴を見てみましょう。

キャンドルブッシュの特徴

キャンドルブッシュはゴールデンキャンドルとも呼ばれ、マメ科・ジャケツイバラ科・カワラケツメイ属の植物です。
お茶として飲む場合は「食品」に分類されます。
日本では別名「羽センナ」と表記されることがあるため、センナ茶と同じものなのでは?と勘違いされることが多いようです。
元々は原産地であるオーストラリアや南アメリカなど熱帯地域で、便秘解消や湿疹に効果があると言われ愛用されてきました。
もちろん飲みすぎは絶対に厳禁ですが、適量を摂取すれば緩やかにお腹に作用して、便秘薬を使用するよりもつらい思いをすることなく便秘解消できるとされています。
また便として老廃物が排出されることから、キャンドルブッシュを摂取することで肌荒れしにくくなったと感じる方も少なくありません。
ノンカフェインというのも嬉しいですね。

センナ茶の特徴

センナはマメ科・ジャケツイバラ科・センナ属の植物で、茎以外の葉や果実の部分は「医薬品」に分類されます。
ここからも分かるように、センナ茶はキャンドルブッシュのような健康食品的な役割ではなく、下剤として強力な力を持つことでも有名です。
便秘解消のために軽い気持ちで飲んでしまうと、ひどい腹痛や下痢に襲われる可能性もあります。
ひどい時には腸が荒れてしまうこともあるそうですから、どのような薬でも同じですが用法や容量は必ず守らなければいけません。
またその効果の強さから、普段から便秘がひどい状態にある人は、センナ茶がないと排便できなくなってしまうケースもあると言われています。
ですから生活に取り入れる場合は慎重な扱いを心がけることが大切です。

大きな違いは効果の出方に差があること

キャンドルブッシュとセンナ茶はどちらも便秘解消に力を発揮してくれるものです。
しかし似てはいてもそもそも異なる植物であること、食品と医薬品として効果の出方に差があることが、この2つの大きな違いと言えるでしょう。

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