スーパーでも見かけるようになった「えごま油」
えごま油は、子供からお年寄りまで体に良いスーパーフードの1つです。
えごま油はどうして身体に良いの?
一体どんな油なの?
今日は、このような疑問に分かりやすくお答えするべく、えごま油の効果・効能や、効果的に活用する方法までご紹介していきます。
えごま油とは?
えごま油とは、シソ科の植物の油脂植物です。
原産地はインドや中国の高地であり、見た目は大葉にとてもよく似ています。
この植物の種を圧搾して抽出されたのが「えごま油」で、平安時代の初期には既に活用されていました。
日本には、江戸時代以降に浸透し、東北地方では一般的に食されていたと言われています。
えごまは1年草となっており、成分の半分以上はオメガ3脂肪酸を含んでいます。
オメガ3脂肪酸は、体に必要な脂肪酸でありながら体内で作り出すことはできないため、えごま油のような効果的に摂取できる食品を最近では「スーパーフード」と言い、健康や美容に役立てる人が増えてきました。
サラダ油などと比較すると、えごま油はかなり高価な油のため継続して活用する方は未だに少ない傾向があります。
えごま油の効果・効能
日本でえごま油がブームとなったのは最近の話であり、注目されたきっかけは認知症などの予防に効果的だというテレビ番組での紹介でした。
どうして油が認知症に効果的なの??と不思議に思う方も多いと思いますが、えごま油には脳の神経細胞に効果的に働きかける作用があるので、動きを鈍らせることなく活動的にすることで、高齢になっても認知症を防ぐ効果があると言われています。
他にも動脈硬化を予防する効果や、コレステロールや血圧をコントロールする作用もあるので、生活習慣病の予防に大変効果的です。
えごま油の画期的な活用法
油というと、どうしても「体に悪い」「高カロリー」「加熱する」というイメージが根強くありますが、えごま油には全て当てはまりません。
まず、先程もご紹介したように人間の体に必要な脂肪酸が含まれているので効果的なのと、脂肪を燃焼する作用が期待されているリノレン酸が豊富に含まれていますので、むしろダイエット効果が期待できます。
さらに、加熱してしまうとせっかくの成分が半減しますので、是非「生」の状態で摂取してください。
具体的な有効活用法は、
・サラダにかける
・そのまま食べる
・納豆に加える
などと言われており、朝ごはんにプラスして取り入れる方も多くいます。
とても食べやすい油になりますので、自分の取り入れやすい方法で是非摂取してみてください。
保存方法
熱と光に弱く、酸化しやすいため、冷暗所に保管してください。開封後は冷蔵庫に保存しましょう。
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