ヘチマの化粧水?
私は小学校高学年の理科の授業で「ヘチマ」を育てたことがあります。
ヘチマは熱帯アジア原産のウリ科の1年草です。
日本には江戸時代に伝わり、ヘチマ水として、現代のような化粧水というよりは粉を溶いたりする水として女性たちに広まったようです。
ここでちょっとヘチマという名前の由来を紹介しましょう。
もともと「糸瓜(いとうり)」だったのが訛って「とうり」になって、「と」はいろは歌で「へ」と「ち」の間にあるから「へち間」と呼ばれるようになったそうです。
おもしろいですよね。
→それからヘチマから「化粧水」と「たわし」ができるんですよ。
ヘチマの化粧水は私が始めて出会った化粧水と言えます。
ワクワクしながら栽培したのを覚えています。
ヘチマの化粧水(ヘチマ水)の作り方は、ヘチマの実がまだ小さい時に茎を根元から50~60cmのところで切って、根元の方のつるを消毒した瓶に入れ、しっかり栓をして一晩おきます。
すると500ml~2L程のヘチマ水が採れるのです。
このままでも使用できますが、防腐剤を入れなかったり、ろ過が不十分だと腐りやすいので注意が必要です。
冷凍保存するという手もあるみたいです。
どうせなら手作りの無添加なものが良いですよね。
無添加なら幼い息子にも使えるという安心感がありますし、手作りできるってすばらしいですよね。
買うものだけが全てではないなと思いますし。
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ヘチマ水は、飲み薬にするなら咳止め・むくみ・利尿に効くといわれています。
塗るとあせも・ひび・あかぎれ・日焼け後のやけどに効果的。
そして化粧水として。
ヘチマ水にはヘチマサボニン・ペクチン・タンパク質・糖分・硝酸カリウムが含まれています。
ヘチマサボニンは皮膚細胞を増殖する効果があって、修復してくれるんですって。
昔から酸性化粧品として使用されてきたヘチマ水が今もこうして作られ使われ続けているのは、江戸時代から「美人水」と呼ばれていただけあって身近な存在として親しまれてきたのでしょうね。
私が授業で作ったヘチマの化粧水はおばあちゃんにあげました。
すごく喜んでくれて、翌年おばあちゃんは自家製ヘチマ化粧水を作ってしまう程気に入ってしまいました。